こんにちは。笹島です。
日本人学校の勤務が決まったけど…子どもも連れていくし…大丈夫かしら…
大丈夫です!私の思うメリット5選お伝えします。
これからの海外生活に不安を抱えている、海外に住むなんてやめた方がいいのだろうか…
そんなお悩みをおもちの方に、私の経験からメリットを5つお伝えしたいと思います。
我が家は主人が日本人学校への勤務を希望し、家族で海外へ渡航しました。東南アジアに3年間在住した経験者です。
この記事では、主人の海外赴任に家族で帯同してよかったと思うことを紹介します。
ちなみに、「手当」などの経済面からいうと、私が仕事を休職して行きましたので、我が家は完全にマイナス収支です!経済面やデメリットについては、こちらの記事にまとめました。
本帰国後の私が思う「家族帯同のメリット」は以下の5つです。
- 国内旅行=海外旅行!
- 語学が身につく
- 新たな出会いがある
- 新たな価値観がうまれる
- 子どもにとっての経験値は無限大
国内旅行は、つまりすべて海外旅行!
1つ目のメリットは、海外在住の王道メリットです。
我が家の赴任先は、世界有数のビーチリゾートが近くにありました。週末だけ行くこともできました。
飛行機で国内移動するとしても、日本から行くことを考えたら格安ですし、現地語がある程度できるようになっていると滞在中も快適にすごせます。
どこに駐在しても、海外に住むということは海外旅行先が近くにあるということ。
世界遺産を見に行ったり、隣の他国に行ったり、海外に住んでいることで旅行先の選択肢は一気に広がります。我が家の場合はコロナ禍でしたので叶わない夢となってしまいました…次にチャンスがあればたくさん出かけたいです!
現地語が自然に身につく
Nyonya~ Apa kabar?
・・・・・・・!!(焦)
2つ目のメリットは語学に関することです。
東南アジアは英語以外を公用語とする国も多く、英語が通じない現地の方がたくさんいます。必然的にGoogle翻訳で学ぶ日々になりました。
しかし、それでは日常生活に困るので、語学学校に通って体系的に学ぶことにしました。学校で学び、日常生活で即実践の毎日です。1年も経てばある程度話せるようになります。
私はすっかり現地の言葉を学ぶことにはまってしまいました。何に魅力を感じるか自分でもわからないものです。3年後には検定試験のC級に合格するくらいまで勉強を続けました。英検3級くらいのイメージでしょうか。勉強は全くつらくなく、すぐに生かせるので楽しくて夢中で学びました。
アラフォーにして英語以外の外国語にはまるなんて、思ってもみませんでした。
赴任先が確定してから、現地の言葉を学ぼうと本を読んだり動画をみたり、少し学んでいかなきゃ…と思っていましたが、全然覚えられませんでした(笑)私は全く英語ができませんし、振り返ればよく海外で生活しようと思ったな…と感じます。
語学に不安を抱えている方もいると思いますが、結論、大丈夫です!
「習うより慣れろ」とよく言いますが、「習って慣れる」とあっという間に言語は身につきます。
少し言葉が通じなくても、現地には優しい人もたくさんいます。スマホで調べればなんとでもなる時代です。心配は不要です。
新しい言語を学ぶことは楽しいことです。
新しい言語の習得で、話せる人間が数億人増えるかもしれないなんて、すごいですよね。
新しい出会いは、新しい自分との出会い
3つ目は人間関係のメリットです。
日本では、ある程度固まった人間関係になってきている子育て世代。
海外赴任中は、新しい出会いがたくさんあります。
朝はヨガレッスンに行って、午後からは子どもと英会話のレッスンをオンラインで受けてるよ~。ヨガインストラクターの資格もとったんだよ。
え!そんな忙しくしてるんですか…
私が在住中に出会った日本人は、
- ポジティブ
- アクティブ
- 即行動
- 年齢より若く見える
- 笑顔が多い
- 不平不満を語らない
こういう方々が本当に多かったです!普段は妬んでしまうような性格の私ですが…。あまりの輝きに「あこがれ」を抱いてしましました。
私はこの出会いで、「時間の価値」「自己投資の価値」を知りました。
そして新たな価値観をもって帰国することになりました。
人間関係で苦労することももちろんありました。
しかし、人との出会いは新しい自分との出会いです。
日本に住んでいるときにはなかなか出会えないような人たちと出会えることは、海外赴任のメリットです。
時間の価値>お金の価値
4つ目のメリットはマインドに関するメリットです。
我が家は駐在期間が3年と決まっていました。3年間の中で、簡単には来られない海外という場所で、やれることは何でもやりたいと思っていました。
経済的にマイナスになることは明白でしたので、日々どうやって節約していくか…初めは経済的価値が1番大切でした。
しかし、駐在中に出会った人たちは「学び」や「経験」に時間もお金も惜しまない人たちでした。
お金を支払ったから「マイナスになる」のではなく、お金を支払ったことで「毎日が充実し、自分の中に経験値が残る」。
「これは投資だ」とアラフォーにしてようやく実感できました。
今さら習い事なんてお金にならないし。わざわざ行くのも面倒だし。まぁいつか機会があったらやってみよ。日本だとそう思っていた私ですが、お金より今を、自分を充実させることに価値があると思えました。
3年間の中で私は語学を学び、現地の文化を体験に行き、気の合う仲間との時間を大事にしました。そして同じくらい「何もしない時間」にも価値があること、「気の合わない人と付き合わない」ことの価値を理解しました。
つまり、能動的に「今」を生きることが自分を豊かにすることを学んだのだと思います。
日本で仕事に忙殺されていた毎日をじっくり振り返ることができました。何が自分にとって価値あるものなのか、どういう生き方を自分は望んでいるのか。
海外で生活するという環境の変化は、これまでの自分を振り返るきっかけになります。
能動的に「今」を生きる、という価値観は、復職した今も私の中に生きています。当然働き方も変化しました。
海外生活は、子どもにとって無限大の価値がある
5つ目は子どもに関するメリットです。
様々な人種・宗教観をもつ人とのかかわり、異文化体験…一言ではまとめきれないくらい、子どもたちが得たものは計り知れないと実感しています。
子どもたちは「自分たちも外国人である」ことを知っていますので、外国人に対する見方がフラットです。何語を話すのか、宗教は何なのか、そういうことを質問してきます。日本語を話す外国人に「たくさん勉強したんだね、すごいね!」と尊敬の念が自然と芽生えるようです。
日本から世界を見ているのではなく、視点が「世界の中の日本」になっていると感じます。今後どんな人生を我が子たちが歩んでいくのか、親として楽しみです。
まとめ
海外赴任が決まった、もしくは考えている方へ、3年間の経験からメリットを5つお伝えしました。チャンスがあれば私はもう一度行きたいです。
是非新しい環境へ飛び出し、すばらしい経験を積んできてください。応援しています!