【2024年版】日本語教員試験の概要と出願方法を解説！

こんにちは。笹島です。2024年3月に公立の中学校教諭を退職し、非常勤×非常勤という働き方で17時帰宅を実現しているアラフォーママです。

わたしは、日本語の先生になりたいという希望を持ちながら、退職までの1年間を過ごしました。詳しくは別記事にまとめましたので、あわせてお読みください。「日本語の先生になりたい！地域のボランティア養成講座で知った現実」「働きながら学べる！ヒューマンアカデミーで日本語教師を目指す」

この記事では、2024年の日本語教員試験のこと、出願の仕方についてお話しています。今年日本語教員試験を受けようという方、これから受験を考えている方に有益な情報をお届けします。

日本語教員試験とは？資格取得の重要性と今後の動向

日本語教員試験とは「登録日本語教員」になるために必要な資格試験です。今後、法務省告示校（国の基準をクリアしている日本語教育機関ですよってことですね。）で日本語教師として働くには、必須の資格となります。すでに日本語学校で働いている方も登録日本語教員に登録しなくてはなりませんので、必須です。経過措置期間（原則５年、令和11年３月３１日まで）が設けられており、この5年内に受験しようとする人はまず、自分は何ルートなのか…を以下の表で確認しましょう！

教える場所が告示校でなければ必要ありませんが、日本語教師としての身分を保証してくれる資格になるので、合格しておいたほうが有利になると予想されます。

私は今後、日本の公立の小中学校にいる外国人児童生徒にも教えられたらいいなという夢をもっているので、そのときのためにも絶対合格したいと思っています。

【2024年最新版】日本語教員試験の日程と試験会場

試験会場の地域は出願時に選択できますが、会場は選べません。会場は、令和6年度　日本語教員試験_試験案内の6ページに記載されてます。東京では４会場設定されています。関東地域を選んだ方はどの会場になるかドキドキですね。

また、今年に関しては、受験料の納付方法が収入印紙を貼り、郵送するという方法になっています。まだ出願していない方、早めの出願をお勧めします！出願時の注意事項をお伝えしてますので、是非お読みください！

あなたは何ルート？経過措置期間中のCルート注意点

わたしは、経過措置のＣルートに該当します。学士以上の学位をもっていてヒューマンアカデミーなどの養成講座を受講している方はこのルートになることが多いと思います。

ただ、同じ受講生の中には短大卒であるからCルートで受験できないという方がいました。学士以上の学位も条件ですので、この点は要注意です。その方はこの経過措置期間中に「現職1年以上」という立場を手に入れ、別ルートで受験することを考えているようです。

いろいろ複雑なこの経過措置の表…わかりやすく解説しているWebサイトや動画もありますので、チェックしてみましょう。日本語教師養成チャンネル【登録日本語教員】現職者はどうなる？ 経過措置ルートについて解説！

出願時の注意点：姓が変わった方が気をつけるべきポイント

出願はオンラインです。まずは、日本語教員試験システムに登録しましょう。そして、このページから必要事項を入力し出願します。

わたしは8月1日に出願しました。受験料は収入印紙での納付なので、簡易書留で郵送しました。そして9日にメールで再提出のお知らせがきました。学士の証明書の名字と現在の名字が違うので、氏名が変わったことが確認できる書面（戸籍全部・個人事項証明書[戸籍謄抄本]等）を提出しなくてはならないとの連絡でした。さすが【国家資格化】です。ちゃんとしてる…。すぐに再提出し、17日現在の画面はこんな感じです↓

「審査中」となっていればあとは待つしかないですね。

審査を経てメールでの連絡、不備があれば再提出…。申し込み締め切りは９月6日です！再提出も頭に入れて、早めに提出したほうがよさそうですね。2024年は第1回目で初回ですから、いろいろと面倒なところもあります。来年以降は受験料の納付方法や出願の方法ももう少し変わるかもしれませんね。

初めての試験対策：おすすめの対策セミナーと過去問活用！

わたしは試験対策として、ヒューマンアカデミーの「日本語教員試験 応用試験対策セミナー（全9回）」を受講しています。実は、養成講座で勉強しているときに、音声の分野はとても苦手だと気がついてしまったのです…。自力で勉強することに不安を感じ、対策講座を受講することにしました。

さらに、日本語教育能力検定試験の過去問をしっかり解いておこうと思っております！

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